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わたしたちの夢

紛争解決の新しい選択肢

日本でもADR法が施行され、紛争解決の新しい選択肢として注目されています。当法人では、7年前より、市民社会に不可欠なこの制度のわが国の文化土壌に根ざしたシステム作りを試行しつつ、手がけてきました。 現在、当法人では、マンションのトラブル解決を目指す「マンションADR」、相続問題や成年後見をサポートする「高齢者ADR」、医療過誤などに対する「医療ADR」など、市民と専門家が共同で、市民社会のモデルとなる新たなシステムづくりに取り組んでいます。

スクールADRの試み

中でも、一昨年よりはじまった教育界のトラブル(生徒間のいじめ、父兄と学校間のイザコザなど)に対してADRの解決手法である「メディエーション」を学校教育に取り入れようという「スクールADR」の試みには、教育関係者のみならず各界の大きな関心が寄せられています。府下の高校で、現在、クラブ活動や総合課目、また教職員研修などを通して、「身近なもめごとは自分たちの力で解決する」「ぶつかり合っても仲間同士」「隣人のトラブルごとを見過ごさない」学校文化づくりのモデル事業が行われています。生徒たちのパワフルな力を前にすると、人任せのトラブル処理ではなく、自分(達)の力でもっての問題解決力をもった市民社会を実現する最も効果的なプロジェクトではあると感じている今日です。

市民の手によるNPO・ADRネットワークを

国家的プロジェクトとしての司法制度改革が進行中で、裁判員制度の実施が何かと話題にされる今日でもあります。私たちは、日本の文化土壌を変える改革には、その底支えが必要であり、草の根の民主主義を成熟化させる意味からして、市民の手によるNPO・ADR(市民型裁判外紛争処理)システムを様々なコミュニティの中で創り上げていくという夢を追い続けています。 ぜひ皆さんの、地域、街区、マンションなどの居住場所や、職域、職場での、トラブル事をひとつのコミュニティ再生のときととらえ、「市民の手によるNPO・ADRネットワーク作り」を行っていきましょう!